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【書評】ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール

【目次】

1章 男と女は違う星からやってきた―男は“受容”を、女は“共感”を求めている
2章 「男は単純で、女は複雑」は本当か―男は“調停屋”に、女は“教育委員長”になりたがる
3章 男は分析して満足する、女は話してすっきりする―言葉が愛を生む、憎しみを生む
4章 相手の気持ちを上手に“翻訳”してますか?―男と女がうまくいく“究極のルール”
5章 男の恋愛観、女の結婚観―この“小さな気づかい”が、彼を男らしい気分にする
6章 男に自信をつける“女のひと言、会話の仕方”―“男のやさしさ”を上手に引き出すテクニック
7章 “二人の愛”をさらに深める心理法則―男と女の“愛情のパラドックス


【感想】
「オトコが恋愛において犯しやすい2つの過ち」が書かれてました!

ポイント1.「相談されても解決してはいけない」
パートナーの女性から、何か相談なり話しかけられた男性は、話しかけてもまったく耳を貸そうとしないか、もしくは、彼女の抱えている問題が何かを把握すると、直ちに"ミスター・フィクサー(調停屋)"の本領を発揮して、独善的な解決策を押し付けようとします。
彼女が単に"感情移入"を望んでいるにもかかわらず、男は彼女が具体的な"解決策"を欲しがっていると勘違いしているのだ。そこに男女の、根本的な悲劇がある。

女性と話していたら、「こうやったらいいじゃん。」とついつい解決しちゃいますよね…。
ポイントは、あくまで「感情移入」。いわゆる「共感」すればいいだけです。

【本書の具体例】
共稼ぎ夫婦のトムとメアリーのケース。

仕事を終え、疲れ切って帰宅したメアリーがトムに言った言葉。

メアリー「あまりにもやらなければならないことが多すぎて、自分の時間が少しも持てやしないわ」

トム「それなら仕事を辞めなければダメだ。何もそんなに一生懸命働くことはないじゃないか。ほかに自分の好きなことを探せばいい」
一見、違和感のない答えとも思えますが、実は男がやっちまいがちな対応です。
良かれと思ってしたことが、かえって事態を悪化(本書では口論になってしまっている)させてしまっています。


じゃあ、どうすれがいいのか?それは、「そうか。それは大変だったね」という言葉だけで十分です。その後のメアリーの職場での愚痴に対しても、無言でうなずいたり、「うん、うん」「本当かい」といった相槌を打ち、最後には抱きしめる。これで


ポイント2.「女性の採点基準は男性と違う」
男性の愛情表現に対する、女性の採点基準は、男性が思っているものと全然違います。

男性は、相手の女性のために何か大きなことをしてあげれば点数を稼げると思い込んでしまう。つまり男性は小さなことをしてあげれば1点、大きなことをしてあげれば30点と勝手に計算しちゃうわけです。

一方女性は、プレゼント等の大小によって、点数に差がありません。プレゼントを買うのも1点、重い荷物を持ってあげるのも1点です。

さらに、よく言われるのが、男は「加点式」、女は「減点式」というもの。
姿勢が悪い、おどおどしている、マナーが悪いとか、その女の子にとってマイナスなことをやってしまっい、これがある一定の基準を超えちゃうと、「男としてなし」になっちゃいます。

この二つのポイントを意識するだけで、モテに対する意識が変わると思います。

フィーリングが大事だっていうけど、フィーリングって一体なんだろう?

「人を好きになるのは理屈ではない。フィーリングが合う・合わないだけだ」

いかにも説得力があるようなことが言われますが、実際これでは何の説明にもなっていないです。
極端な言い方をすると、これ以上は言語化していないだけ。

広辞苑第六版』では、「フィーリング」は『感じ。感覚。また、心地。気分。感情。情操』と説明されている。

これもまたわかったようでわからない解釈・・・。

 

英語の「フィーリング」が参考になるかと思いリーダーズ英和辞典第2版』から探してみました。

『触感、感覚、知覚、手ざわり、感触、感受性、感性、センス心持、気持、感想、意見、思い、気持、予感』

「フィーリング」とは、個人の感覚といえそうです。

個人の感覚とは何か、「物のとらえ方、感じ方」と定義づけてみよう。
個人が何を好きであるのか、何を嫌いであるのか。
個人の「価値観」という言葉にも言い換えられそうですね。

さて、「感覚」は個人によって異なります。
その人がどんな環境で育ってきたのか、どんな環境で暮らしているのかによって
「ものの考え方が、とらえ方」が変化するからです。


言い換えると「ものの考え方が、とらえ方」は、その人の環境(親、友達、地域、年代、文化)などによって徐々に作られていくものです。

つまり、フィーリングが合うとは、育ってきた環境によって形成されたものの考え方、とらえ方が似ているということと言えそうです。